デカいモニターを使ったけど、予想以上に困った。そして、「なぜフルHDで24インチのモニターがメジャーなのか」を思い知った話。
若干、ネタ的な要素があるので、ほほえましく見て頂ければと思います。
背景
デカいモニター(MSI PS341WU・34インチ)を貰った。なお、貰った事情としては、「買ったのはいいけど、接続先のパソコンの画面端子が死んでいるから、要らね」であった。
MSI PS341WUは、はっきり言って、そこら辺の変なパソコンより高い。最安値で127,000円(価格comから)である。流石に、貰わないという選択は無かったので、よろしく貰った…。貰った…。で、貰ったのはいいだが、ここでゲーマーとしては「非常に困る事態」が発生する。
なお、一般的なモニターのサイズは、24インチ。解像度は1,920 × 1,080です。
MSI PS341WUの詳細
スペック
- 画面サイズ:34インチ
- アスペクト比:21:9
- 解像度:5K WUHD(5,120 × 2,160)
- リフレッシュレート:60Hz
売り文句
IPSパネル採用のクリエイター向けモニター!
めっちゃ高解像度で、発色がいい!
デカいモニターでの問題
モニター全体を見れない
私は普通のPCモニター(24インチあたり)と同じような距離を取って、操作しています。このデカいモニター(34インチ)の中央部分に自分の体を置くと、画面全体が、ギリギリ1目で見える感じになっています。
これを聞いたあたりでは、「特に問題なさそうじゃあないか?」と思われるかもしれません。が、「ギリギリ1目で見える感じ」って、ゲーム操作する場合は、殆どゲーム画面の射撃中心部分しか見えません。34インチをフルスクリーンにした時での、実際のプレイ時の視野イメージとしてはこんな感じ…
なお、手の画像は、大体170mm(実際の成人男性の手ぐらいの大きさ)です。
ぜひ、画像を右クリックして画像だけを表示してみてください。手のサイズと手の画像を合わせてみると、現物のモニターサイズが分かるかと思います。
これはAPEXの画面ですが、完全に画面端にある残弾数・体力/アーマーゲージなどのプレイする際には、必須の情報が見えてません。
何度か、この34インチのモニターでフルスクリーン状態でプレイしましたが、「アーマ削れているけど?と注意される」や「敵を発見できず死亡」という状態が、常時付きまとう状態に…とてもではないがプレイできません。
パソコンスペックを削る
ゲームというのは、「解像度を大きくする」「高FPSを出そうとする」「綺麗な描画にする」といったことをすると、パソコンのCPUやメモリ使用率が増えます。
ゲームプレイ画面が小さい
私が使っているモニターの解像度は、「5K WUHD(5,120 × 2,160)」です。一般的なプレイヤーは、「フルHD(1,920 × 1,080)」をお使いだと思いますが、大体サイズ倍率としては、1.5倍にあたります。
これは、「『5K WUHD(5,120 × 2,160)』のモニターと『フルHD(1,920 × 1,080)』のゲーム画面」の画像です。なんかフルHDが小さいことが分かるかと思います。
手の画像は、先ほどと同じく、大体170mm(実際の成人男性の手ぐらいの大きさ)です。参考にどうぞ。
現実で見ると、もう全然違います。そんなに離れていないのに「なにこれ?ノミ?」というレベル。実際、目をどんなに近づけても敵が全く見えません。スナイパーのような遠距離の敵はどう見ればいいだと…。
総合的に問題見ると…
「モニター全体を見れない」「パソコンスペックを削る」なら、ゲームプレイ画面を小さくすればよいですが、あまりにもパソコンスペックが貧弱で「フルHD(1,920 × 1,080)」しかできない環境だと、目視が難しくなるほど、画面が小さくなります。
メジャーな24インチに近いインチになるようなの解像度にしようとすると、ゲームによっては、設定で、丁度いいサイズが見つからず、「妙に小さい画面」か「アホみたいに大きい画面」になってしまい、泣きます。また、更に追い打ちをかけるように、自身が持っているパソコンが貧弱ゆえのプレイ制限が掛かる。
あとはゲームによって問題が発生します、BFシリーズは、ウィンドウモードの場合、解像度をゲーム内から選択できません。Windowsのウィンドウをマウスで大小させる機能で大きさを変えると言う形になるので、とんでもなく使いづらいです。どうにかしてクレメンス。
デカいモニターの利点は…
ゲームしなければよい
ゲームしなければ、使いやすいですが、ネットサーフィンレベルしかしない人には、下手すると邪魔なレベルかもしれません。
プログラミングやイラスト・3D関係の作業ならば、複数のウィンドウを1枚のモニターに表示できるため、非常に使いやすいと感じると思います。
まさしく、売り文句通りの「クリエイター向けモニター」であった。
ご利用は計画的に!
( ´∀`)bグッ!
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