Vol内部でも認知が浸透したVtuberについてだが、最近のVtuberしか把握してない人が多いだろう。
多くは2020年から見始めて人だと私は思っている。ひとえにホロライブがその時から知名度を増した事が要因だろう。
なので今回2018年頃からほそぼそと見てきたVtuberについて書いていこうと思う。
Vtuberってなんでしょう
既に一般的に知られてきたVtuberなので細かい説明は省くが、最近ブームとなっている配信において自分の姿を2Dないし3Dアバターで投影している人を総称してVtuberと認識してもらって構わない。
Youtube以外の配信サイトで配信を行っている人も同様にまとめられるケースがあるためだ。
自分自身にアバターを当て、リアルタイムに動かす技術は昔からあり、映画やアニメで多様されてきた。
そうした技術を発展させ、2D、3Dアバターをリアルタイムで動かし初めたのがVtuberである。
彼らは主に動画投稿サイトや配信サイトで活動をしており、今こうしてYoutube上でVtuberと検索すれば誰かが生配信を行っているのを見ることができるだろう。
最近話題となっているVtuber達
よくSNSやニュースサイトで見るVtuber達はよく「○○所属」として紹介される。
それにはまず、今Vtuberには大きく2種類のVtuberが存在しており、それぞれ「企業勢」「個人勢」と呼ばれているところから説明する。
<企業勢>
その名の通りであるが、企業に所属しているVtuberの事を指す。
どういった企業かというと、Vtuberが所属する運営・プロダクション企業である。技術提供であったり案件の取りまとめ等々、マネージャーが代理で表に立ちVtuber達の管理に努めている。
最近ニュースやSNSで話題となっているVtuberの大半はこの企業勢であり、「ホロライブ」「にじさんじ」「Vshojyo」「ハニーストラップ」「あにまーれ」「のりプロ」「ぶいすぽ」と言った企業が存在する。
この企業は2019年下期頃から大量に増え、おそらく日本だけでも100程度あるのではないだろうか。
そして、数ある事務所は立ち上がっては運営が難しくなり出来ては消えている。
2022年5月断面でこのVtuber界隈において、世界的に有名なのは「ホロライブ」「にじさんじ」「Vshojyo」だろう。
<個人勢>
今度は逆に企業に所属しないVtuberを指して個人勢と呼ばれている。……が、実はバックグラウンドに運用会社がいたりする場合があるので最近この定義は曖昧になってきている。
昔から呼ばれている個人勢は企業に所属すること無く、自分自身でアバター作成、配信を行っており大部分が趣味でやっている人が多い。その為、企業勢と比べグッズ販売、オリジナル曲と言った物が弱く、技術的にも劣っているところがあるが、彼らは個人だからこそ自由にできる配信をしており、非常に魅力的である。
そんな中にも有名人はチラホラとおり、「名取さな」「しぐれうい」「兎鞠まり」「春日部つくし」「kson」と言った人達が有名所になるだろう。
Vtuebrの配信はどういう物が多いのか
主にリアルタイムの生配信をしている人達はゲーム配信が多いが、それ以外にもVtuberが雑談をし、その配信を見ている視聴者とコメントで会話をすると言った枠や歌のうまいVtuberがその場で歌を披露する枠、映画を同時視聴する枠と言ったかたちで様々な配信が行われている。
こういった配信はほぼ昔からいる配信者たちと同様であり、画面上に表示される人物が生身の人間なのか、アバターであるのかという違いしか無い。
最近話題となったのはどうして?
ここ最近の情勢でSNSの利用が活発化した。また、手軽に見れるコンテンツとしてYoutubeやTwitch、TikTokが広まり一般化した事も大きい。それに2019年当時はVtuber文化が先進的だった日本独自のコンテンツに気がついた英語圏の人達が大量になだれ込んだ事で話題となった事が拍車をかけた。
こうして知ったファン層におけるインフルエンサーとしての地位が確立したことも最近の影響として大きい。
インフルエンサーとしてVtuberが話したことでテーマパークや商品に注文が殺到すると言った現象が最近見て取れる。
また、Vtuberになるというハードルが非常に低くなった事も影響している。
当時はハードウェアならびにソフトウェアが脆弱で大規模な構成が必要であったが、iPhoneの顔認識機能やソフトの改良によって容易になることができるようになった。今ではお試しの機能としてアバターがついているVtuber用トラッキングソフトもあり、容易に行う事ができる。
一体どのVtuberを見れば良いのか判らない
という人は多いと思う。
最近の傾向だが、Youtubeなりで切り抜きとして上がっている動画を見るのが良いだろう。
本家本元の配信は長時間で、いきなり見ようとしてもとっつきにくい。そうした中で切り抜き動画はシンプルに面白い所を短く紹介しており、このVtuberが一体どういった人でどういう事をやっているのか判りやすい。
また、初めは有名な企業勢に所属するVtuberを見るのが良いだろう。話題性もあり、数万人を集めるその配信は見ごたえがあるだろう。
だが合わない人もいるはずであり、ちょっと違うな…と思うようであれば別の人を探してみるといい。
ゲーム実況者と同じく合う合わないという事があるので、無理に見続けると言うよりも自分の好きな人を見つけてみて欲しい。
まとめ
2年ほど前はVtuberというカテゴリー自体、非常に小さかった。しかし、今ではソーシャルゲームの筆頭であるFGOと並ぶ程の知名度と人気に成長している。
おそらく今がオタク達の中での最盛期といえるレベルだろう。アニメや漫画のように一大ブームとなっているVtuberを追わない理由はない。毛嫌いするよりも一度触ってみてその様子を見て欲しい。
少なくともそのジャンルを毛嫌いして知らないの存ぜぬの状態を作り出すのは、自分の知識範囲を意図的に狭める悪い好意である。
それにハマれと言うわけではない。
ただ、先入観ばかりの意味のない会話をしないように少なくとも何事も調べて知ることをしていただきたい。
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